レーザーカット部品を外注してみた
目的
赤外線ハンドガンの外装にMDFを使用したかったので、レーザーカットを外注してみました。
参考資料
外注先は工房Emerg+です。たまたまTwitterで見かけて気になっていました。
A4、A3などのサイズ毎に材料費が決まっているので、料金体系が分かりやすいです。
料金は材料費+加工費+(オプション)+送料です。
www.emergeplus.jp
準備
手段
出力したい面を選択し、スケッチを作成します。スケッチの中身は空のままでOKです。
作成したスケッチを右クリックし、DXF形式で保存します。
工房Emerg+からA4サイズのテンプレートをダウンロードし、Inkscapeで開きます。
Inkscapeのインポート機能を使って、先ほど保存したDXFファイルをA4テンプレートにインポートします。
InkscapeでA4サイズに収まるよう配置します。
注意点として、線の色、幅、レイヤーに指定があり、外形とくり抜きでそれぞれ分けて設定する必要があります。(くり抜きデータは赤100%、外形データは青100%)
また、部品間の距離を板厚の1/2以上離す必要があります。
データを保存し、工房Emerg+の見積もりフォームからデータ送信し、見積もりを依頼します。
数日で見積もり結果が届くので、内容に問題なければ発注・入金します。
入金が確認され次第、製作開始されて、7営業日以内に発送されます。
今回の発注では、素材はMDF、板厚2.5mm、サイズはA4で、¥2,244(送料¥300含む)でした。
結果
仕上がりに全く問題ありませんでした。
レーザーカットでは、焦点位置で一番レーザーが細くなり、焦点から離れるとレーザーが太くなるため、加工断面には必ず勾配が出来ます。
今回の板厚2.5mmでは、勾配はほとんどわかりません。
寸法精度は、54mmに対し53.95mmと良好でした。
3Dプリンタ出力品とツートンカラーで組み合わせると、樹脂部品のチープ感が目立たなくなり、高級感が増す気がします。